8月鎌倉イベント

夏だ!海だ!祭りだ!
今年の夏休みシーズンも鎌倉では真夏のイベントが盛り沢山の8月。
普段では味わえない“特別な1日を過ごす”ための8月の鎌倉のイベントをご紹介いたします。

【1】ぼんぼり祭:鶴岡八幡宮

鎌倉に所縁ある著名人が描く400点のぼんぼりが照らす夏の夕

ぼんぼり祭は、立秋の前日から9日までの3日間行われる、鎌倉の夏の風物詩ともいえるお祭りです。
立秋の前日には夏のお祓いである夏越祭
立秋当日には暦の上での秋の訪れを奉告する立秋祭
そして鎌倉幕府3代将軍 源実朝(みなもとのさねとも)の誕生日である8月9日には実朝祭

ぼんぼり祭の期間中は境内には鎌倉にゆかりのある文化人をはじめ各界の著名人が描いた絵画やメッセージの書画約400点がぼんぼりに仕立てられ、参道に並びます。
昨年のぼんぼり祭では大河ドラマ”鎌倉殿の13人”に出演された豪華名優陣の作品が奉納されていて、
参道に400点もあるぼんぼりの中で見つけ出した時は大興奮の主でした。
今年は誰のぼんぼり作品が飾られているでしょうか♪

ぼんぼり祭

開催期間:2024年8月6日(火)〜8月9日(金)
会場:鶴岡八幡宮
鎌倉駅から:徒歩7分

【2】黒地蔵縁日:覚園寺

この世を旅立った生命の冥福と生きている私たちの幸せの祈り

毎年8月10日午前0時から行われる黒地蔵縁日。
黒地蔵尊が参拝者の思いを死者のもとへ届けてくれる日。
この日に参拝すると無尽蔵の御利益を得ることができるともいわれております。
覚園寺は住職さんの案内に従って決められた時間とコースを拝観するようになっておりますが、縁日の当時は午前0時〜正午まで自由に境内を拝観することができる貴重な機会です。
深夜の境内の森の中で読経の声が響き、お線香の香りが満ちて、現実の世界から離れた仏教の世界が広がっております。
また、深夜の境内に屋台が並び、井上蒲鉾(おでん)、鎌倉いとこ(キンツバ)、パラダイスアレイ(黒地蔵パン)など鎌倉の名店が出店されており、夜中のおやつにワクワクする大人な縁日です。

黒地蔵縁日

日時:8月10日(土)午前0時〜正午まで
会場:覚園寺
鎌倉駅から:徒歩30分
JR鎌倉駅東口よりバス停から「大塔宮行き」乗車→大塔宮降車→徒歩10分

【3】四万六千日

四万六千日の御利益を授かる

四万六千日(しまんろくせんにち)とは観音菩薩をお参りする縁日。
縁日とは、特定の日に神仏に参拝すると普段以上に御利益が得られるとされる日です。
縁日は1年を通して何度もありますが、最も御利益が大きいとされるのが8月10日の四万六千日です。
この日に観音様にお詣りすると、四万六千日間お詣りしたのと同じ御利益があるとされています。
坂東観音巡礼の札所となっている杉本寺、安養院、長谷寺には朝早くから多くの参拝者が訪れます。

四万六千日

日付:8月10日(土)
▼会場
・長谷寺(当日のみ午前4時〜8時までは無料)
・杉本寺(0時〜16時まで無料)
・安養院(当日のみ午前5時〜9時まで無料)

【4】鎌倉骨董市:鶴岡八幡宮

アンティーク好きにはたまらない希少な骨董品が手に入るかも♪

鎌倉骨董祭は、地元の骨董店の約50店舗が鶴岡八幡宮の境内に出店し、工藝品や民藝品、陶器、着物などを販売いたします。
この骨董市には、店主の目利きによって集められた様々な品物が所狭しと並んでいます。寺社仏閣に関する縁起物や主工芸品、色鮮やかな着物、ガラスの浮き玉など、海にまつわる道具が多く見られるのは、いかにも鎌倉らしい品物が多く並びます。

普段は店頭に並ばないような掘り出し物も多く並び、骨董品好きの主は毎年必ず参加するお祭りです。
様々な工芸品を目にすることでそれぞれの好みやセンスが垣間見れたりするのも骨董市巡りの良さです。骨董品から伝わる歴史や文化、デザインに関する考察まで、一緒に訪れた方との会話を楽しめます。
ぜひあなただけのお宝探しをお楽しみください。

第22回鎌倉骨董祭

日時:7月27日(土) 8月25日(日) 
時間:9:00〜17:00
会場:鶴岡八幡宮
鎌倉駅から:徒歩10分

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