10月鎌倉イベント

暑さが和らぎ、心地の良い風が吹く鎌倉の10月。
気候が穏やかになる10月の鎌倉は、寺社仏閣や催しをじっくり味わうことができる文化の秋。

そこで今回は、10月の鎌倉観光を盛り上げる定番のイベントや、秋ならではのイベントをご紹介します。
この季節でしか味わえない体験を通じて、鎌倉の魅力を発見してくださいね。

【1】開山忌:円覚寺

円覚寺の開山、仏光国師のご命日


『開山忌(かいさんき)』とは、円覚寺の開山・無学祖元禅師の命日に行われる法要。寺院の年間行事の中でも重要な行事の一つです。
無学祖元は中国宋の禅僧であり、8代執権北条時宗が迎え入れました。

開山忌

開催期間:2024年10月3日(木)
会場:円覚寺
北鎌倉駅から:徒歩1分

【2】絵筆塚祭:荏柄天神社

漫画家100名による漫画絵の行灯掲揚

 漫画家の清水崑が愛用した絵筆を納めるために建設した「かっぱ筆塚」や、清水崑の遺志を継いだ横山隆一らが建立した「絵筆塚」がある荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)で、絵筆塚祭が開催されます。
 参道には、漫画家による漫画絵行灯が飾られるほか、午後1時からの祭典では、愛用の筆を供養する「筆供養」が行われ、漫画家らが永年愛用した古筆などがお焚き上げされます。

絵筆塚祭

日時:10月6日(日)
会場:荏柄天神社
鎌倉駅から:バスで10分

【3】人形塚:本覚寺

毎年10月の第一日曜日に行われる人形供養は、「物を大切にする」という考え方から始められたもの。
供養希望者は、9月1日~9月30日までに人形を本覚寺へ。

人形塚

日時:9月18日(水)14:00 から
会場:本覚寺
鎌倉楽庵から:徒歩4分

【4】第66回鎌倉薪能:鎌倉宮

奈良・京都に次ぐ長い歴史を持つ古典芸能

鎌倉薪能は1959年(第1回目)より半世紀以上続いており、発祥と言われる奈良・京都に次ぐ長い歴史がある伝統の古典芸能は、今年で66回目を迎えます。
鎌倉宮の杜に囲まれた特設舞台は、独特な雰囲気を醸し出し、能楽界を代表する超一流の方々のご出演により神事能として高い評価を得ています。
野外能ならではの魅力あふれる鎌倉薪能、本年も鎌倉宮にて虫の音・月の光・そよぐ風を感じながら、金春流能楽師 金春憲和師・金春安明師が素謡「翁」、能「通小町」を、狂言は和泉流による「墨塗」を奉納いたします。
舞台と観客の皆さまの一体感が増し、より臨場感あふれる会場で見応えのある演目をお楽しみ頂けます。

第66回鎌倉薪能

日時:10月11日(金)開場 17:00 開演 18:00 終演20:30(予定)
会場:鎌倉宮
鎌倉駅から:バス10分

【5】なみおと盆踊り祭り:稲村ヶ崎公園

美しい夕焼けの稲村ヶ崎の絶景と踊ろう

「絶景と踊ろう。」をコンセプトに開催される『なみおと盆踊り祭』。
富士山と江の島の絶景を見ることのできる稲村ケ崎公園で行われます。夕焼けの時間の景色は最高ですよ。
 鎌倉を愛する市民有志メンバーで運営される生演奏の盆踊り祭。
11時から19時まで盛りだくさんの内容で楽しむことができます。盆踊りの他に、ライブやダンスといった豪華なステージも開催!縁日やキッチンカーといった、お祭りならではの雰囲気も楽しむことができます。

なみおと盆祭り

日時:10月13日(日)11:00 〜 19:00
会場:稲村ヶ崎公園
稲村ヶ崎駅から:徒歩5分
なみおと盆祭り公式HP:https://namibon.net/

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